やっとの思いで内定をもらえた長女の話

 

「うわー!!内定もらえた!よっしゃー!」

はたちの集いの翌日、歓喜の声が聞こえてきました。

アニメの制作に携わる仕事をしたい娘は2年制の専門学校に通い、2年生になった昨年の4月から就活を始めていました。よく聞く有名な制作会社などを含め何十社にも履歴書を送り、面接や実技試験のために何度も東京へ行きました。行きは新幹線、帰りは夜行バス。交通費はすべて自己負担。

「実技褒めてもらえた。手応えよかった」

といつも手応えはよく、期待を膨らませて結果を待つも次々と残念な通知が届きあっという間に夏休みが過ぎていく。クラスの子たちはどんどん就職先が決まっていきます。授業の課題に追われながら募集の数はどんどん減っていく就職活動も思うように進まない。本人は明るく振舞っているように見えましたが焦っているという様子が感じられました。

あっという間に年が明け本当は就職が決まった状態で迎えたかった”はたちの集い”

地元の神社にお参りに行きこれからの抱負を心を込めて書きました。私たちも祈るしかありませんでした。そんな祈りが届いたのか翌日にメールで内定の通知が届いたのです。

ホッとしました。

大変だったけど自分の行動力とあきらめない気持ちでつかみ取った内定通知。家を出て慣れない環境で仕事と生活が始まります。軌道に乗るまでは大変だろうと思います。自分のやりたいことがあってそれが仕事になるのは楽しいことばかりではなく、つらいこともたくさんあると思いますが仲間と励ましあいながら、いろんな作品づくりに携われるよう頑張ってほしいです。

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